骨粗鬆症・過活動膀胱

骨粗鬆症・過活動膀胱

意外と気づきにくい女性の病

女性は閉経後、女性ホルモンの低下により、いろいろな病気が起こりやすくなります。
その主な疾患は骨粗鬆症と過活動膀胱です。
当院も治療に積極的に取り組んでいる、このふたつの疾患についてご説明します。
10年後も元気なあなたでいるために
ファイザー製薬パンフレットより引用

骨粗鬆症(こつそしょうしょう)とは?

骨がもろくなり、骨折しやすくなる病気です。

鬆(す)が入ったように骨の中がスカスカになり、
ちょっとした力が加わると骨折してしまいます。

女性のほうが男性の3倍かかりやすいというデータもあり、寝たきりになる原因のひとつです。
骨は成長期に活発につくられ、20歳代で最大になります。
40歳代までは変わりませんが、その後は加齢とともに減っていきます。
少しでも気になる症状がある方は、お早目に平野区の林診療所へお越しください。

こんな症状はありませんか?

  • 背中や腰が痛む
  • 身長が縮んできた
  • 背中や腰が曲がってきた

なりやすい方

  • 閉経した方
  • 持病のある方
  • ステロイドを服薬している方
  • 若いときからやせている方
  • 小食の方
  • 喫煙、飲酒をする方
  • 牛乳が嫌いな方

原因は?

老化、カルシウム不足、運動不足が考えられます。

治療、予防について

治療、予防について

骨粗鬆症は、腰痛などの症状が出ないと自分では気づきにくいものです。
骨折してはじめて骨粗鬆症だとわかることもあります。
そうなる前の段階で、検査することをおすすめします。

正常な骨は、古い骨を壊す「骨吸収」と、新しい骨をつくる「骨形成」を繰り返しています
閉経した女性は、骨吸収が進み過ぎて、骨粗鬆症になることがあります。
骨の吸収と形成をおこなう際にできる分解物を測って、骨の状態を調べる「骨代謝マーカー」という検査があり、当院でもこの検査をおこなっています。

早めに治療すれば、適切な薬物投与で正常値に戻すことができます。
予防のため、40歳代から、骨粗鬆症の検査を受けましょう。
詳しくは、平野区の林診療所までご相談下さい。
女性医師の診察なので、安心して受診して頂けます。

過活動膀胱

この病気は、トイレの回数の増加、
切迫した尿意、尿もれなどの症状が起こります。

こんな症状はありませんか?

  • 尿の回数が多い
  • 突然、激しく尿がしたくなる
  • 我慢できないで、尿がもれることがある

原因

女性の場合は、出産や加齢によって、子宮や膀胱、尿道を支えている骨盤底筋が弱くなっていることが考えられます。
それによって排尿のシステムがうまくはたらかなくなっているのです。
75歳以上の方に多くみられます。

治療について

問診、尿検査をおこないます。
必要に応じて、脳血管の検査(頭部MRIなど)も大病院と連携し依頼します。

小さな脳梗塞が原因の場合など、さまざまなケースが考えられますが、手軽な薬で対処できることが多く、心配し過ぎる必要はありません。

一人ひとりの
患者さまを大切に

平野区で病院をお探しの方、内科を受診されたい方は、
林診療所までお気軽にご相談下さい。